こどもが喜ぶ「会話の時間」
前回、こどもの自己アピール力についてお話ししました。
前回の記事はこちら→【こどもの自己アピール力はこうやって育つ!】
今回は”親子の会話を増やす習慣”についてお話ししたいと思います。
仕事に家事に育児にと忙しくしていると、こどもが話しかけても聞き流してしまうことがあるかもしれません。
私も生返事をして後からこどもに「さっき言ったじゃん!」と怒られることがよくあります。
こどもとの会話に全力を尽くしたいところですが、日常生活に必要な最低限のタスクをこなすことで精いっぱいな私には難しく。。
そこで1日のうち何回か、ピンポイントで「会話の時間」を設けてこどもの話しを聞くようにしています。
「会話の時間」は主に朝夕の食事時と寝る前ですが、話すことが大好きなこども達は朝の身支度中や食事の用意をしている時にも話しかけてきます。
ひどい時はお手洗い中にもドアの外でずっと話しています。(さすがに「ちょっと待ってて。」と止めますが。(笑))
時には自分だけの時間が欲しくなることもありますが、こどもから話しかけてくれるのはとっても喜ばしいことなのでその時は聞き役に徹します。
親子の会話を習慣化するメリット
こどもの話す内容から、小さなSOSに気づくことが出来ることがあります。
いつも意気揚々と話しをしてくれるのに、
「学校でこんなことがあったんだよね。」とか
「クラスの子からこんなこと言われてさぁ。」など。
いじめや問題になるほどのことではない些細な出来事。
でも本人は少し傷ついている様子。
そんな時はこどもの気持ちに寄り添い、そうなった原因を知るために詳しく聞いたり解決方法を一緒に考えます。
ちょっと愚痴りたいだけのような時は同調するぐらいで、あまり深くは聞きません。
そんな風にこどものちょっとした変化に気づけるのが、普段から会話をしているからこそのメリットだと思います。
就寝前の「お話しタイム」
先ほど少しお話ししましたが、1日のうち何度か設ける「こどもの話しを聞くための時間」。
その中でも就寝前のお話しタイムは毎日の楽しみのようで、
「今日はお話しタイムたっぷりあるね♪」
と就寝時刻の21時よりも早くその日のタスクが終わると喜んでいます。
こども達が話す内容は、その日あった出来事や楽しみなこと、週末にやりたいことや欲しい物の話し、友達や本、インターネットなどから得た知識をアウトプットするなどなど。
就寝時刻になるまでずーーーっと話しています。
そしてお話しタイムが終わった後のこども達は、とても満足そうに眼をつむります。
その顔を見ると私も1日の疲れが癒され、明日も頑張るぞ!という気持ちになれます。
「お話しタイム」、オススメですよ。