止まらない視力低下

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こどもの視力低下、困った問題です。

我が家だけでなく、そして日本だけでなく、世界的な問題のようですね。

太陽光が視力低下の抑止に効果的

”1日2時間以上、屋外で過ごすと視力低下を抑制出来る”

という研究結果があります。

いくら室内を明るくして過ごしても、太陽光の明るさには到底似つかない。

必要なのは太陽光の明るさなんだとか。

だから台湾では政府主導で1日2時間を屋外で過ごすように働きかけているそうです。

やっぱりこどもは外で遊んだ方がいいんですね。

こどもだけでなく大人も。

1日中パソコンに向かっていると、足りない明るさで30cmほど先のものしか見ないから。

目を休めるためにも外で遠くを見るようにしたいところです。

何も2時間ずっと太陽の元で過ごす必要はないんですよ。

夏なんて熱射病になってしまいますからね。

公園などの日陰でぼーっと外を見るだけでもいいみたいです。

2時間ずーっと同じ場所で一点を見つめると不審者扱いされてしまうかもしれませんので、あくまでも自然に。

かく言う私も、小学生から視力が低下し授業中はメガネをかけていました。

視力が良かった祖母が心配して

「緑を見なさい。」

と言っていたのを思い出します。

「緑?何で緑が良いかよく分からないけど、とにかく見ておこう。」

小学生ながらに考えて、近くの観葉植物をじーっと見てました。

最近ふと思います。

「おばあちゃんは”遠くの”緑(山々)を見なさい。って言ってたんだろうな。」と。

親の言うことも聞かず、寝転んで本を読んだり暗くなっても部屋を明るくせずに過ごしたせいで視力は下がる一方でした。

人の話しは聞くもんだなと今改めて思います。

眼科医の見立て

だからこどもには口酸っぱく言ってきたつもりだったのに。

小学1年生まではよく見えてた視力が2年生で一気に低下。

眼科で目の運動の指導を受けたり目薬を処方してもらったりしてたのに。

眼科医の

「まだこれぐらいの年の子は視力が安定してないから。大丈夫よ。」

という言葉を支えに毎日目の運動と目薬を頑張って、視力が元通りになって親子で喜んだのも束の間。

良くなったからもういいや。といつもの生活に戻ってしまい、半年後に行くと逆戻り。

その時、眼科医から

「まだこれぐらいの年の子は視力が安定してないから。大丈夫よ。」

という言葉は出てこず、悟りました。

「あぁ、もう良くなっていくことはないんだな。」

この時の落胆ぶりをこどもも感じ取ったのか、数日は目の運動を引き続きやってる風でしたが結果には表れず。

(私のこども時代より視力の低下具合がすごいな。このままいくとどうなるんだろう。)

視力矯正の限界

自分のこども時代には普及してなかったスマホやタブレットが日常にある生活。

海外では、視力低下が進み過ぎて失明する若者もいると聞いて焦っています。

ここまで悪くなる前に気を付けていたのに。

一旦悪くなってしまうと、本人もあまり努力しなくなりました。

メガネがあれば見えるようになるから大丈夫と思ってるのかな?

昔に比べると矯正の選択肢は増えています。

レーシック、ICL、オルソケラトジーなどなど。

でもどれも根本的な改善を目指すものではない。

何か少しでも効果が得られるものはないものか、日々試行錯誤しています。

私だけ。

本当は本人にもう少し危機感を持って頑張ってもらいたいところなんですが。

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