※一部ネタバレを含みます。
気になっていた小説【変な家】
先日、あるバラエティー番組で【変な家】の作者である[雨穴]さんの特集がありました。
(名前と出演者忘れました。すいません。。)
映画化されて書店でもたくさん並んでるのを見かけたことがあって気になってた本。
気になってはいたんですが、今は断捨離して物を増やしたくないので買うのをためらって読んでませんでした。
図書館で借りられたらいいな。と思って探してみたけど当然在庫はありません。
そりゃそうですよね。
書店でもあんなに目立つところにたくさん並べられてるような人気本だもの。
予約してみたものの、「今年中に読めるかな?」というぐらい先客が多くて順番がまわってくるまではかなりかかりそうです。
「まぁ、でもしょうがない。楽しみに待っておこう。」
気長に待っていたのですが、ひょんなことから読むことが出来ました。
こどもも読みたがっていたので先に渡すと、1時間で半分以上読み終えるほど集中して読書。
「小説って読むのにもっと時間がかかりそうなのにすごいな。よっぽど面白いんだろうな。」
途中経過でも話したがるこどもを制止して、私も読み終わった後に語り合うことにしていました。
こどもが寝静まった後に私もいざ、読書。
読んだ感想は
「やばー!ホラーだ!こわー!」
端的に言うとこんな感じです。
独特なキャラクター:雨穴さん
私が[雨穴]さんを初めて知ったのは、マツコ・デラックスさんがやってた番組。
”月曜から夜更かし”じゃなくて”マツコ&有吉かりそめ天国”でもなくて”マツコの知らない世界”でもなかった気がする。
もう終わった番組かな。
マツコさんとスタッフ数名が同じ空間にいて、画面越しにゲストと語らうみたいな番組ありましたよね?
それで知った気がするなぁ。
その番組の中では[雨穴]さんが実家の一室から出演してました。
YouTubeもそこで撮影してたらしく、背景から親にバレたって言ってた気がします。
全身タイツにお面付けてるし声も変えてるから”変な人”として取り上げられてるんだろうなって思って見てました。
平身低頭な全身タイツ。
まだ映画化されたりする前の話しだったと思います。
そこでは作者の独特なキャラクターに注目されていて、さして作品の内容までは深く掘り下げていなかったような。
だから書店で本を見かけるようになっても
「マツコさんのテレビに出てた人のやつだ。」
知ってるー。ぐらいな感覚だったんですが、先日見たバラエティ番組で急に内容が気になりました。
ホラー小説【変な家】
番組内では【変な家】の内容について、ちょっとだけ紹介されていました。
本の冒頭部分というか、エピソードの始まりでもあり核でもある部分を分かりやすく。
間取りの違和感について、作者じゃない人(先輩?)が説明してました。
これで興味をそそられたものの、まさかこんな。。。
(タイトル通り間取りは変だけど、それが何なのさ。)
ぐらいの感覚でいたら腰抜けます。
起承転結、関係ないようで繋がりのあるストーリー。
私、あとがきを人生で初めて読んだかもしれません。
話しの内容はあとがきの手前までだと思っていたので、まさかあとがきにまでゾッとさせられるとは。
しかもこれ、フィクションだと思ってたら完全にそうってわけでもなさそうで。
実話をもとに描かれた話しっていうんですかね。
それが余計にゾクッとなりました。