親として未熟な私の元で日々たくましく成長していくこども達。
今日もまた、私を成長させてくれた出来事がありました。
反抗ではなく自己主張
いやいや期や反抗期って、親の言う通りにしたくないからそういう行動に出るんだと思ってました。
でも違うんですよね。
親は「こうしなさい。」とか「今はこれをやって。」と言っているけど、自分は「違うことがやりたい。」とか「こうやりたい。」って考えがあるだけで。
ただの意見の不一致なだけなのに、親は自分の思う通りに動いてくれないから
”いやいや期”とか”反抗期”
って言って名付けてしまってるんじゃないかなと。
「今日はこの服着よっか。」→「いや!(今日はこっちがいいのに!)」
「出かけるよ。」→「いや!(まだ遊びたかったのに!)」
「宿題やったの?」→「まだ・・・(これ終わったらやろうと思ってたのに!)」
「歯磨きした?」→「まだ・・・(分かってるし!)」
「お箸洗うから出してね。」→「後でやるって!(今これやってんのに!)」
私には私のスケジュールがあるから、それをこなすために気が付いた時に何でも言ってしまって、それがいけなかったんだろうな。
「こっちは下手に出て言ってんのに!」という上から目線でいるから、余計にイライラしてしまってるんだろうな。
でも”いやいや期”ならともかく、”反抗期”の年齢は自分がやらなければいけないこととか時間軸とか理解して動いてほしい。
決まり事があればそれを守って行動してほしい。
それが成長ってもんでしょ。
大人の階段登るってやつでしょ。
母はそう願って言っているのに、どうして伝わらないんだい?
伝え方で相手の反応もこんなに変わる
こども達はこども達なりの時間軸で動いているんでしょうね。
やりたいことをやりたい時にやっているようにしか見えないことも多々ありますが。
保育園や小学校ではちゃんとやっているようなので、家でももう少しちゃんとやってほしいんですよ、母は。
家は甘えられる場所になっているのは、愛情を感じている証拠って何かの本で読みました。
それはそれで良いことなのかもしれません。
まだこどもだもんね。
原因は私か。
私がもっと時間に余裕をもって動けば、朝のイライラは大幅に減らせるんでしょうけど。
朝が苦手な上に冬になると外は暗いし寒くて布団から出たくないしで、いつも以上に動き出すのがギリギリの時間に。
そこで、こども達の自主性を重んじることにしました。
「今日はどの服にする?」→「これがいい!」
冬に薄手のロンTを選んでも気にしません。上着をリュックに入れれば解決。
「お母さんが着替え終わったら、出かけようね。」→「はーい!」
着替えだけ最後にして出かける準備が整ったと分かるとすんなり出かけてくれました。
「夜ご飯までに宿題と○○と○○(日常のやるべきこと)やっといてね。」
宿題が終わる前にダラダラしてても注意せず、夜ご飯の用意を進めました。
みんながご飯食べれるようになっても自分はやるべきことが終わってないと気づいて、急いで宿題諸々を終わらせてご飯を食べ始めました。
決まり事を明確にするとこどもも納得しやすい
こうして何かをする時の決まり事を明確に伝えてからは、こども達も自主的に動いてくれるようになりました。
ゴールが明確になると、それに向かって行動しやすいですもんね。
しかも、それに付随して何が必要か、何が出来るかまで考えて行動してくれるようになりました。
朝の準備は着替え以外に何があるか、宿題ややるべきことが終わって時間が余ったらゲームしよう、好きな本を読もう、洗濯物も今のうちに片づけよう。
私の助けになる行動じゃなくても、自分で考えて行動しているのを見かける度に褒めるようにすると、さらに好循環に。
こどもはこどもなりに考えて行動してるんだな。
親はそれを見守ることが大事なんだな。
もちろん反抗期では素直になれなくて反抗的な態度を取るってこともあるでしょうけど。
そんな時は軽く受け流してまた好循環な1日を送れるように、家族の一員として努力していきたいなと思ったのでした。