自分がこどもの頃と違って、たくさんの選択肢があるこども達。
メディアにしてもテレビ、YouTube、TikTok、インスタなどなど。
小学生になると、連絡が取れるようにスマホを持たせているのでLINEでも動画とか色んな情報が見れますよね。
規制はしてますが、ある程度の自由がないと大人になった時に爆発しても怖いので、あらゆるメディアを私が管理して、時間を決めてやっています。
テレビやYouTubeは悪?
小児科とか定期健診とかでも、
”こどもにテレビばっかり見せてたらいけない”
みたいな推奨ポスターとか冊子とかありますよね。
1歳ぐらいの定期健診では、
”1日に2時間以上テレビを見ているか”
という、2時間越えたらOUT的な質問がありました。
我が家は2人とも、毎日2時間は何かしらメディアを見ています。
一人目の幼少期
上の子の時はその”規則”を守って、こどもがいる時はなるべくテレビをつけないようにしていました。
3歳になる前までそんな生活をしていたと思います。
でも上の子が通っていた保育園は、教室内でテレビを見せる時間が長い保育園。
登園を遅めにしても早めにしてもテレビ。
お迎えを早めにしても遅めにしてもテレビ。
やだなぁ。
そういうのは入園前に教えてよ。
日中も見ることがあるそうなので保育園だけで2時間は超えてしまいます。
だから可能な限り遅めの時間に登園し、なるべく早くお迎えに行くようにしてました。
これには定期健診を受けた際の小児科の先生も驚いていましたが、保育園に行かないと仕事が出来ないのでどうしようもありません。
ひたすら体操座りで大人しくテレビを見るというシステム。
なので家ではなるべく会話をするように心がけました。
会話と言っても1歳ぐらいの時はまだしっかり話せないので、こちらが一方的に話したことに対してこどもが
「うん。」
と相槌を打ってくれるだけ。
徐々に言葉の選択肢を与える会話に変えたり工夫していました。
それが功を奏したのか、2歳になると他の子よりも語彙力が飛びぬけていて、先生にも驚かれるほど。
二人目の幼少期
対する下の子、保育園は上の子と違い日中はテレビを見る機会がありません。
反対に、家では上の子の小さい時より見る機会が多いです。
自分でタブレットの電源を入れ、シュッシュッと指を動かしてYouTubeで好きな番組を見ています。
朝も私の準備が終わるまでYouTube。
夕方も夜ご飯の準備が出来るまでYouTube。
私はバタバタして上の子の時のように会話を意識したり出来てません。
ご飯中はテレビを見ています。
本当はご飯中にテレビはあまり良くないかもしれません。
テレビを消して、会話しながら食事を楽しむのがいいんだろうと思いますが、私がテレビっ子だったので。
バラエティ大好きで、撮り溜めしている番組をご飯中にも見ないと追い付かない。
上の子もバラエティ大好きで、大笑いしながらテレビに夢中になっているので食べるスピードが遅くなっているのは気になるものの、それはそれで楽しい時間ということで。
下の子は食い意地はってるのでテレビを見てても食べるスピードは落ちません。
よく分からなくても周りが笑ってる時に一緒に笑って楽しんでいます。
マツコ・デラックスを「マチュコちゃん」と呼び、いとうあさこを「あさこちゃん」と呼んでました。
まるで友達がテレビに出ているかのように。
そんな下の子も、2歳になると同い年の子に比べるとはっきりとした会話が出来るようになって、語彙力もありました。
保育園では先生だけでなく周りの保護者にも驚かれるほどです。
どちらかと言えば上の子よりも会話の上達度は上です。
YouTube推し
これ、何が違うんだろうと思ったら見るメディアが違うんですよね。
上の子が小さい時と下の子が小さい時の。
上の子が小さい時は、保育園ではDVD、家で見るのはテレビアニメ。
下の子が小さい時は、自分でチョイス出来る時はYouTube。
小さなこどもが見るアニメは、言葉遣いとかセリフの言い回しとか脚本の段階で問題がないか細かくチェックされていると思います。
当たり障りのない標準語で話すキャラクター。
大人は安心して見せられます。
YouTubeは個人で発信してる人が多いから、事前にセリフで決まってるって言うのは少ないんじゃないかと思います。
だからこそ自然な言葉を学べるんじゃないかと。
我が家ではYouTubekidsを見せています。
YouTubeと違ってCMがないから変なボタン押さないかヒヤヒヤしなくてもいいし、こども向け番組しか表示されないので安心です。
下の子が気に入って見てたのは、年齢が少し上(年中さん~小学校低学年ぐらい)の子が主役の番組。
主に自宅のおもちゃで遊んでいる風景のものが多かったです。
それが語彙力を伸ばすことに役立ったんじゃないかと思います。
家の中で一人で見ていても、一緒に遊んでいるような感覚。
遊びの中から会話を学んでいたんじゃないかと。
学んだ言葉の使い道
日常生活の中でも、語尾を真似したり会話を真似してみたりしてました。
文章と語尾が合っていないなかったり、使う言葉のシチュエーションが間違っていることもたくさんありました。
でもそれが会話のきっかけになり、さらに話せる言葉が増えていったように思います。
なんだか長文で何が言いたかったのか伝わりにくかったと思いますが、幼少期にメディアを見せることは悪ではないんじゃないかなぁと。
そしてどうせ見せるなら、自分よりちょっと年上のこどもが主役のYouTubeがオススメかなぁと。
大人の真似は難しいですが、自分より少しレベルが上のこどもの真似ならしやすいと思うんですよね。
下の子は上の子を見て学ぶから、色々と成長が早いとも聞きますし。
今日はそんなことを思ったのでした。