基礎代謝基準値と基礎代謝量
1日に必要なカロリーは、年齢や性別によって異なります。
もちろん同じ年齢と性別でも筋肉量や体型は違うので、あくまで参考程度にご覧ください。
基礎代謝量とは、生命を維持するために必要な最低のエネルギー代謝量です。
これは食後12時間以上たった早朝の空腹時、20℃~25℃の室内で目を覚まして静かに横になった状態で測定します。
この状態で測ったエネルギー量を体重で割った”体重当たりの基礎代謝量(基礎代謝基準値)”は性別、年齢別にほぼ一定になります。
そこで性別、年齢別の基礎代謝基準値に自分の体重をかければオリジナルの基礎代謝量が分かります。
基礎代謝量はあくまで安静にしている状態で使われるエネルギー量だけなので、仕事や家事、運動をすると必要なエネルギー量は増えます。
なので自身の日常生活で必要なエネルギー量を知るためには、活動時のエネルギー消費量を知っておくことが大事です。
10歳~11歳に必要なエネルギー量は?
我が家の小学校4年生は身長ちょい高め、体重は標準的。
外で遊ぶことが大好きなので、必要なエネルギー量は基礎代謝量よりもたっぷりプラスしないと足りなさそうです。
調べてみると、この年代に必要な推定エネルギー必要量は1,950kcal~2,500kcalでした。
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数字に幅があるのは活動量によって必要なカロリーが異なるためです。
大まかに分けるとこんな感じ↓
①活動レベル低め:1日の大半を座って過ごし、静か~に過ごしている場合。
②活動レベル普通:座っていることが多いが、移動や軽いスポーツ、立ったままの作業をしている場合。
③活動レベル高め:徒歩での移動や立ったままの状態で作業をすることが多い、または活発な運動習慣がある場合。
うちの場合は高め寄りの普通って感じです。
なので2,200kcalを目安に食事を準備しようと思いました。
学校給食でのカロリー(エネルギー量)
夜ご飯は”1日頑張ったご褒美”という感じで品数多めを意識して作ることが多いです。
でも疲れていたり仕事で遅くなると品数1品、たまにパスタだけの時も。
それでも「学校で給食食べてるから大丈夫でしょ。」
とずっと安心していたのですが、つい先日、何気なく給食の献立表を見てびっくり!
給食1食分は平均で600kcalだそうです。
「ちゃんと作らなきゃ全然足りないじゃん!」
特に夏休み、お昼ご飯も質素なメニューになることが多かったのでめちゃくちゃ反省。
成長期のこどもにとても申し訳なくなりました。
夜ご飯は頑張れる日は頑張っているので、1日の始まりでもある朝ごはんに注力しようと思います。
朝が苦手なのでいつもバタバタ。
自分が起きれないのでこどもを起こす時間も遅くなり、家を出る時間に追われて朝ごはんと呼べるものはほとんど作っていませんでした。
イラストのような朝ごはんを目指して頑張ります。